我慢しすぎてしまうあなたへ~心の限界を感じた時のりょうこのお告げ🐰
自分の気持ちを押し殺して、いつも周りに合わせてしまう…そんなあなたの心が、今とても疲れているのを、りょうこは感じています。
「無意識に我慢してしまいます。自分の主張をする方がストレスになったり後悔してしまうため、我慢するのが最善だと考えています。がいかんせんこれも自分の気持ちが追い付かず心の限界がきそうです。」
そんなご相談を、りょうこのもとにいただきました。もしかしたら、あなたも同じような気持ちを抱えているのではないでしょうか。
我慢することが当たり前になってしまった気持ち
いつからでしょうか。 自分さえ我慢すれば、と考えるようになったのは。小さな頃から無意識に『いい子』を目指し、自分の気持ちより周りの期待に応えることが大切という認識が身についてしまいました。
気がつけば、我慢することが呼吸をするのと同じくらい自然になってしまいました。
いいえ。本当は我慢ではないのかもしれません。
相手の、どんなことも一度は受け入れよう。 最初から違う意見を言うのではなく、まずは一度相手の心を受け入れたい。 人間なんだから、(自分とは違うけれど)そういう風に考えたりするよね。
その気持ちが、実はあなたの心を苦しくさせているのかもしれません。
共感できるって、本当に素晴らしいことです。相手のことを一度受け入れる。これが皆出来るようで、実は出来る人間はなかなかいません。誇れる長所です。それなのに、自分自身が苦しくなってしまう…。良い部分で苦しくなるなんて。一体私は何なんだろう。
本当はどう思っているのか、何がしたいのか、自分でもわからなくなってしまっているのかもしれません。
主張するより我慢する方が楽だと思ってしまう心理
自分の意見を言うということは、とても勇気のいることです。
相手を傷つけてしまうかもしれない、嫌われてしまうかもしれない、わがままだと思われるかもしれない…そんな不安が頭をよぎります。
それなら最初から何も言わずに、相手の言う通りにしていた方が安全で楽だと感じてしまうのです。言う通り、とまではいかなくても、少なくとも(全部ではないけれど)相手の考えも(一部)理解できるし、という気持ちがあると、より自分の意見を伝えることが難しくなってしまうのかもしれません。
一見、最適解と思われるかもしれません。でも、その『楽』は本当の楽ではないことを、あなたの心は知っています。
でも心の奥では限界を感じている矛盾
表面では『大丈夫』と笑っているのに、心の奥では悲鳴をあげている。そんな矛盾した気持ちに苦しんでいませんか?
我慢を重ねるたびに、心のコップに一滴ずつ水が溜まっていき、今にもあふれそうになっている。『もう限界』という声が聞こえてくるのに、それでもまた我慢してしまう自分がいる。この矛盾こそが、一番つらいことかもしれません。
どうして「我慢」を続けてしまうかは、自分でもわからない。自分のことなのにわからない、とさらに苦しくなってしまいます。
相手の気持ちに寄り添うことが苦しいなんて、自分の心が歪んでいるからではないのか?そんな気持ちになってしまうかもしれません。
終わりの無い自問自答に、あなたの心は今日も限界に近づいていくようです。
一般的な解決策
そんなあなたに、少しずつ心を楽にする方法をお伝えします。
小さな自己主張から始める
自分の意見を伝えるのは、確かに怖いものです。でも、いきなり大きな主張をする必要はありません。まずは日常の小さな場面から練習してみませんか?
例えば:
- 今日のランチで「本当は和食が食べたいな」と言ってみる
- 「私はこう思うけど、あなたはどう思う?」という聞き方をしてみる
- 映画を選ぶ時「コメディーよりアクションが見たいかも」と提案してみる
- 待ち合わせ場所で「駅の近くの方が助かる」と伝えてみる
意外に思うかもしれませんが、多くの人はあなたの本音を聞きたがっています。いつも同意ばかりされるより、「そういう考え方もあるんだね」と新しい視点を教えてもらえる方が、関係は深まるものです。
境界線を引く練習
あなたには、自分を守る権利があります。疲れている時は休む権利、考える時間を持つ権利、時には断る権利も。
使いやすい表現:
- 「今日は疲れているから、また今度にしない?」
- 「ちょっと考えさせて」
- 「今はちょっと忙しくて、○時以降ならどうかな?」
- 「申し訳ないけど、今回はパスさせてもらうね」
- 「いいアイデアだね。でも私にはちょっと合わないかも」
これらの言葉は、相手を拒絶するのではなく、あなた自身を大切にする方法です。最初は罪悪感を感じるかもしれません。でも、無理をして倒れてしまったら、結局は周りの人にも迷惑をかけてしまいます。適度な境界線は、あなたも相手も守ってくれるのです。
自分の気持ちを可視化する
自分の本当の気持ちがわからなくなってしまった時は、それを「見える形」にしてみましょう。
日記の書き方例:
- 「今日、本当はどうしたかった?」→「もっと早く帰りたかった」
- 「我慢した場面はあった?」→「飲み会で本当は帰りたかったけど、最後まで残った」
- 「その時どんな気持ちだった?」→「疲れていたし、明日も早いのに…」
- 「次はどうしたい?」→「2時間くらいで失礼したい」
書くことで、自分の心の声が少しずつ聞こえるようになってきます。そして、「こんなに我慢していたんだ」という気づきも生まれるでしょう。それは決して悪いことではありません。自分を知ることの第一歩なのです。
りょうこのお告げ
あなたの優しさは、本当に美しいものよ🐰
でもね、相手を受け入れることと、自分を犠牲にすることは違うの。あなたが自分の気持ちを大切にすることで、もっと深く人を愛せるようになるはず。
まずは一日一回、心の中で『私は○○したい』とつぶやくことから始めてみて。
あなたの心が、少しずつ軽やかになりますように🐰
同じような悩みを抱えているあなた、りょうこに相談してみませんか?
あなたの心に寄り添い、お告げを通してヒントをお伝えします。