「今年こそは絶対に!」
そう決意して立てた新年の目標が、気がつけばもう忘れかけている…そんな自分に落ち込んでいませんか?「また続かなかった」「私って意志が弱いんだ」と自分を責めてしまっているあなたの心に、りょうこがそっと寄り添います。
毎年同じパターンを繰り返す自己嫌悪
「今年こそは!」と意気込んで立てた目標が、気がつけばもう忘れかけている…
「ダイエット」「早起き」「読書習慣」「資格取得」「貯金」「運動」毎年似たような目標を立てては、結局続かずに終わってしまう。
1月の最初の数日は頑張れるのに、1週間、2週間と経つうちに、だんだんとその熱意は薄れていく。気がつけば元の生活に戻っていて、「あれ?今年の目標って何だったっけ?」なんて思い出すのに時間がかかる始末。
「また同じことの繰り返し」「私って意志が弱いんだ」「どうせまた続かない」
そんな自己嫌悪と諦めの気持ちが心を重くしてしまいます。まるで自分が成長していない、進歩していない人間のように感じてしまって、新しいことに挑戦する意欲さえも削がれてしまう。
「もう目標なんて立てるのやめよう」そんな風に思ってしまうこともあります。
周りと比較して焦ってしまう気持ち
SNSで見る「目標達成しました!」の投稿や、友人の「毎日続けてます」という報告を見ると、また自分だけ取り残されているような気分になってしまう。
「みんなはちゃんと続けているのに」「私だけダメな人間なんだ」「なんで私だけできないんだろう」
同じ時期に同じような目標を立てたはずなのに、他の人はキラキラと成果を報告している。それに比べて自分は何も変わっていない、むしろ後退しているような気さえしてしまう。
比較することで余計に自分を責めてしまい、目標への取り組みがますます億劫になってしまいます。
「どうせ私には無理」「才能がないんだ」「根性がないんだ」そんな諦めの気持ちが、新たな挑戦への勇気を奪ってしまう。
本当の願いと建前の目標の混同
でも少し立ち止まって考えてみてください。その目標、本当にあなたが心から望んでいることでしょうか?
「今年こそダイエット!」「早起きを習慣にする!」「資格を取る!」
世間一般で「良いこと」とされていることや、周りがやっているから「私もやらなきゃ」と思っていることではありませんか?
やりたいと思っていてもなかなか実行に移せない場合、実はそもそも本当に願っていないケースもあるのです。心の奥では「別にやらなくてもいいかな」と思っている目標を、頭で「やるべき」と思い込んでいるだけかもしれません。
本当の願いではない目標は、どんなに意志の力で頑張ろうとしても続かないのは当然のことです。
「痩せなければならない」と「美しくなりたい」では、同じダイエットでも根本的に違います。「早起きすべき」と「朝の時間を有効活用したい」でも、モチベーションは全く別物です。
完璧主義で自分を追い込んでしまう苦しさ
「毎日やらなきゃ意味がない」「一度でもサボったら失敗」そんな完璧主義的な思考が、かえって自分を苦しめてしまう。
少しでもペースが乱れると「もうダメだ」と諦めてしまったり、高すぎる理想を設定して最初から無理な計画を立ててしまったり。
「毎日1時間読書する」という目標を立てたのに、1日忘れただけで「もう継続が途切れた。意味がない」と投げ出してしまう。
本当は小さな積み重ねでも意味があるのに、完璧でない自分を許せなくて、結局何も続かなくなってしまいます。
100点でなければ0点と同じだと考えてしまう極端な思考が、自分自身を追い詰めてしまうのです。
目標の本質を見つめ直す
なぜその目標を達成したいのかを深掘りする
「痩せたい」なら、なぜ痩せたいのか?健康のため?見た目のため?誰かに認められたいから?自分に自信を持ちたいから?
その理由が本当に自分の心から出てきたものなのか、それとも外からの期待や「こうあるべき」という思い込みなのかを、正直に見つめてみてください。
心の奥から湧き上がってくる「本当にやりたい」という気持ちがあるなら、多少の困難があっても続けていく力が自然と湧いてきます。
「やりたいこと」と「やるべきこと」を区別する
社会的に良いとされることと、あなたが本当にやりたいことは必ずしも一致しません。
「やるべき」で始まった目標は長続きしませんが、「やりたい」から始まった目標には自然と力が湧いてきます。
「読書しなければならない」ではなく「新しい世界を知りたい」、「運動すべき」ではなく「体を動かすと気持ちいい」というように、義務感ではなく欲求から目標を見直してみてください。
現実と理想の距離を調整する
遠すぎる目標を身近なものに
自分のなりたい将来をイメージした時に、現実と距離が離れすぎているのかもしれません。遠すぎて漠然としすぎていると、どこから手をつけていいかわからなくなってしまいます。
「年収1000万円になる」ではなく「今月は副業で1万円稼ぐ」 「毎日5km走る」ではなく「週2回散歩に出かける」 「英語がペラペラになる」ではなく「毎日英単語を3つ覚える」
大きな理想は大切にしつつ、今の自分から手の届く範囲の目標に分解してみてください。
小さな成功体験を積み重ねることで、「私にもできるんだ」という自信が育っていきます。
年末の充実感を基準にする
一年が終わった時に、「頑張れたかどうか」を自分なりに振り返ってみる。
完璧に目標達成できなくても、「今年一年を振り返った時に頑張れたな、自分」という実感を持つことができたら、それは充実した一年を過ごせたということ。
数字や結果だけでなく、自分なりの成長や努力を認めてあげることが大切です。
自分との約束を大切にする
他人の評価ではなく、自分との関係を深める
目標が続かない時、私たちはつい「周りからどう思われるか」「みんなと比べて遅れているのではないか」という外側の評価を気にしてしまいます。
でも本当に大切なのは、自分がどうしたいか、自分が納得できるかどうか。
他人には見えない小さな努力でも、自分との約束を一つ一つ守っていくことで、きっと自分のことをもっと好きになれるはずです。
「自分との信頼関係」を築く
「今日は30分だけ読書をする」という小さな約束を守れた時、それは自分との信頼関係を一歩深めることになります。
大きな目標達成よりも、小さな約束を積み重ねることで「私は自分との約束を守れる人間なんだ」という自信が生まれてきます。
その自信こそが、次の挑戦への原動力になるのです。
完璧を手放す練習
「80点でも素晴らしい」という考え方
完璧主義をやめて、「まあまあできた」を合格点にしてみませんか?
毎日できなくても、週のうち5日できれば上出来。月のうち20日できれば大成功。そんな風に基準を下げることで、かえって継続しやすくなります。
挫折も含めて成長のプロセス
目標が続かなかった経験も、実は大切な学びです。「なぜ続かなかったのか」「どうすれば続けられるのか」を考えることで、次回はより現実的な目標を立てることができます。
失敗は終わりではなく、成功への通過点。そう考えることで、新しい挑戦への恐怖心も和らいでいきます。
年末に向けての新しい基準
「いい一年だった」と思える基準を見直す
年末に振り返った時、「目標を100%達成できたかどうか」ではなく、「自分なりに頑張れたかどうか」「自分との約束をどれだけ大切にできたか」を基準にしてみてください。
完璧な結果は出せなくても、自分と向き合い続けた一年、小さな約束を守り続けた一年なら、きっと「いい一年だったな」と心から思えるはずです。
他人から見える成果ではなく、自分だけが知っている努力や成長を大切にする。そんな新しい基準で一年を過ごしてみませんか?
りょうこのお告げ
目標が続かなくて落ち込んでいるあなたへ🐰
まず一度立ち止まって、その目標が本当にあなたの心から出てきたものなのかを見つめてみて。
「やるべき」だと思っているだけで、実は心の奥では「別にやらなくてもいいかな」と思っているなら、続かなくて当然よ。
でも、もし本当に実現したい目標なのに行動できていないなら、きっと目標が遠すぎるのかもしれないね。
大きな夢は大切だけど、今の自分から手の届くところから始めてみて。
そして忘れないで。大切なのは周りの評価ではなく、自分がどうしたいか、自分がどれだけ頑張れたか。
自分との小さな約束を一つ一つ守っていくことで、きっと自分のことをもっと好きになれるし、年末に「いい一年だった」って心から思えるようになるはず。
完璧を目指さなくても大丈夫。100点じゃなくても、60点でも、30点でも、あなたなりに頑張った証拠よ。
あなたのペースで、あなたらしく、自分との信頼関係を育てていけばいいのよ🐰
りょうこはいつでもあなたを応援しているからね。
同じような気持ちで悩んでいるあなた、りょうこに相談してみませんか?
あなたの心に寄り添い、お告げを通してヒントをお伝えします。
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